
– 最近Transport for Londonのストライキが多く、疲弊しています
複数言語の維持と向上に悩んでいます。
自ずと優先順位が決まってしまうので、使わない言語はさびついていきます。
Sonthéの場合、現在では第一に英語、第二に日本語の順に使いますが、日常生活ではほぼ英語のみを使うので第一言語である日本語の衰えを感じます。
定期的に日本語のニュースサイトや小説等を読むようにしているので読み書き(タイピング)は問題ないと思います。
そのほかにも習得中の言語がいくつかありますが、その言語が公用語として使われている国・地域で、自立して問題なく生活できる言語レベルに話を限定すれば、日本語と英語の二言語を話せます。
日英両言語をほぼ同レベルに操れると自負していますし、複数の日英ネイティブ話者からもお墨付きを得ています。
日本語は流行り廃りが非常に早いので、流行には全く疎いですし、日本での職務経験がない身としては、ビジネス関連の日本語能力は備わっていないでしょう。
日本語での論文の書き方に関して自信はありません。
また、大学で学んでいる学問の学術用語は日本語でなんというか分かりませんし、日本語の専門書を読んでも完全には理解できないと思います。
一方の言語で表現しにくいこともあり、そういう言語による分野の偏りは確実にあります。
通訳や翻訳を専門としているわけではないので、脳内で二言語が独立しています。
基本的に、日本語を日本語で習い、英語を英語で習ったので、意味はわかっていても一方の言語に訳せないことも多いです。
こう言った場合、バイリンガル(二言語話者)とバイカルチュラル(二文化理解者?)の違いを理解すると言語習得に役立つかもしれません。
便宜上、二言語と二文化と言っていますが、3以上の複数言語・文化でも同じことが言えます。
以下、日本語と英語の会話例。
(英語) Do you speak English? (相手の能力を直接問う Can you…? ではないことに注意)
Yes, I live and study in the UK for a while, so it doesn’t make sense if I wouldn’t. I’m completely bilingual in English and Japanese, and French and…
(日本語) 英語を話せるんですね。
いえいえ、そんな私はまだまだですよ。切磋琢磨の日々を送っております。
極端ではありますが、ただ訳せばいいと言うわけではない、言語に文化が影響する例です。
もしかすると、「ばかにしないでくださいよ。英語くらい話せて当然ですよ。英国に長年住んでいるんですからね。日本語と英語だけじゃなくて、他にも…」などと日本で言ってしまうと、出る杭は叩かれるといいますか、顰蹙を買ってしまうかもしれません。
かたや英語で日本語のように謙遜して言うと、大したことないと捉えられてしまうかもしれません。
英語を話しているときはバイリンガルと自負しますが、日本語でも同じことを言うかと聞かれればそれは首を傾げてしまいます。
ただ、今考えても答えが出なかったのは、そもそも日本語を日常的に使わないからです。
日本語を習っている、いた、もしくはアニメ等経由で興味がある友人が日本語に関して質問していくることもありますが、単語レベルなのでやはり英語を主に話しています。
衰えというか、さびつきを感じますが、それでも日本語を話します。
そもそも、ある言語を話せるということを明確に示すのは難しいことです。
会話を100%聞き逃しなく理解できれば言語を話せるというわけでもないでしょうし、言葉の意味が分からなくても、何が分からないかをその話している言語で質問できれば十分だと思います。
その言語のネイティブだから間違いがないわけではないです。
変化もあるので、何が正しいかはあまり重要ではないのかもしれません。
日本では本音と建前の文化が根強いので、自分を卑下するまではいかなくとも、控えめに表現した方が得策の場合も多いでしょう。
Sonthéは日本と英国、両方の一部しか知りませんが、英国でも本音と建前のようなものは存在すると思っています。
思っていることを全てそのまま言っていたら人間関係が崩壊するでしょう。
色々な面で案外適当なことも多いので、全てに真剣に向き合っている方が損をするかもしれません。
褒めたくなくても褒めて、誘いたくないのに誘って、興味がないのに挨拶と小話をして、と日本のそれとは違いがあるかもしれませんが、島国特有の文化は今の時代もある意味共通しているのかもしれません。
英国は未だに社会的階級制度の影響が強いので、一つの例をとってそれが唯一無二の英国文化だと捉えるのは間違いです。
言わずもがな、ここに書かれていることは全てSonthé個人の意見ですので、異論を唱える方がいて当然です。
正直、特定の社会経済的階級の方とは会話が成り立たないこともあります。
差別せずとも自ずと親しくなるのが自分と同じような社会経済的階級出身者になりやすいです。
こちらでは外国人なので自国での立場といったほうが無難でしょうか。
Sonthéは複数の言語を混ぜて話さないようにしているので、もしかしたら時代遅れのかしこまった日本語に聞こえるのかもしれません。
キャンドルより蝋燭、イルミネーションより電飾と言いたいです。
さすがにノートの代わりに帳面や、トイレの代わりに厠は使いませんが、外来語を使えばお洒落だとは思っていないので、本来ある日本語で十分です。
英単語を織り交ぜて話すのであれば、英語だけで会話できるのでなるべく日本語は日本語だけで話すようにしています。
身近にバイリンガルや多言語話者が非常に多いのですが、英語を第一言語として習得した方はどうやら多言語の習得に苦労するようです。
英語があまりにも便利すぎるためか、英国出身の友人・知人はモノリンガル(単一言語話者 – この場合は英語のみ話せること)である場合が多いです。
親や交際相手等が他国出身者でない限り、中等教育を超えたレベルの言語を身につけることは難しいのかもしれません。
反対に、例えば第一言語が日本語のように、広く世界中で使われていない言語であれば英語・フランス語・スペイン語等の話者の多いある意味で使い道の多い言語を習得する必要があるのかもしれません。
ただし、日本では日本語で(少なくとも学部教育までの)高等教育を受けられるので英語を話せない方が多いのも理解できます。
きっと、日本に数ヶ月住めば経験によって日本語が上達すると思うので、今は英語重視でいいのかもしれません。
生まれて初めて習得した言語を英語ではfirst languageやmother tongueと言いますが、日本語では第一言語や母国語と言えます。
「母」という字が入っているので、近年流行りの当たり障りのない表現が好ましい場面では第一言語を使った方が無難でしょうが、出生時に父親は特定されないこともあるので、確実に特定できる母親と関連ある「母国語」で個人的にはなんら問題はないと思います。
ユダヤ人の定義と同じですね。
それに「父国語」という表現はまだまだ馴染みがないのかもしれません。