
– British Museum
先日、イングランドのある都市に住む知人に小包を送りました。
はがきや手紙は今まで何度か、国際郵便を含め送っていますが、小包は初めて。
Royal Mailの1st Class (翌営業日までに届くサービス)を利用しました。
日本で言うと、1st Classは速達、2nd Classは通常郵便でしょうか。
2nd Classは2-3営業日で届くという謳い文句です。
「1st Classでこの小包をこの住所まで送りたいのですが…」とカウンターで言うと、’Standard?’と聞かれたので何のことか尋ねると、受取人にサインを求める、’Signed’か通常の配達を選ぶようです。
たまにあることですが、言っていることは聞き取れても、それが何を意味するのかをとっさに理解・判断できないときがあります。
その国に生まれたときから住んでいれば誰でも知っていることも、知らないのは辛いときがあります。
ただ、ロンドンは移民が多いということと、オリエンタルな顔立ちで判断(差別ではなく区別)されることがあるので助かります。
Bilingual ≠ Bicultural ということです。定義次第ですが、Sonthéはどちらもまだまだほど遠いです。
以前、語学学校でアメリカ出身の教員が投げ掛けた質問が非常に興味深かったのを覚えています。
「アメリカンにとって、英国での生活は全く問題ないでしょうか?」
多くのクラスメイトの予想は「問題ない」でしたが、それはお互い英語を理解するからという理由からでした。
言葉が通じる。確かにそれは重要なことです。ただ、それなら他の言語はどうでしょうか。
スペインと南米の国々。全く同じスペイン語ではないでしょう。
ポルトガル語やドイツ語、フランス語、アラビア語等も大陸をまたいで多くの国々で話されていますが、その土地・地域に根付いた発音と表現があります。
日本語も共通アクセントと方言では大きく違います。幸い、書き言葉は共通ですので理解できますが、独特の言葉になると解説なしには理解不能です。
ただし、その解説があれば理解できるので、例えばドイツの方とスイスのドイツ語圏の方が全く会話できないわけではないでしょう。ドイツ出身の友人たちから、スイス・ドイツ語は、’Strong accent’だからたまに理解できないと聞いたときはそんなものなのかと思いました。
英語にもたくさんのアクセントがありますので、たまに英語だと気付かず聞き流していて、途中で(英語を話しているの!?)と驚くこともあります。
視覚による区別の難しいアジア人も英語のアクセントで出身国の予想が付きます。あまり意味のないことに思えるかもしれませんが、会話のトピックに気をつけないといけない場合もありますので、基本話題に上ることのないアクセントに注意を向けることは非常に重要です。
特に今は東洋の国々の政治上の問題も山積みですので、ついうっかりの一言で相手と衝突しないとも言えません。
ただ個人的に思うことは、ロンドンで出会う方は母国を一時的にでも離れているわけですから、かなり先進的な考えを持った方たちが多いということです(海外に行くこと自体が先進的という意味ではありません)。
韓国出身の方に聞いたのは、留学している韓国人はその家族も含め、時代の流れに沿った世の中に対する考えを持っている場合がほとんどだそうです。
特に韓国では家族の結びつきが強い縦社会ですので、親世代が諸外国に対して嫌悪感を抱いていたらそもそも留学すら不可能であるともその方は言っていました。
ちなみに上記のアメリカ人の教員は、左側走行とメートル法での生活、チップがそこまで要らない等、日常生活にあふれる文化の違いに戸惑いを感じると言っていました。
通貨の違いはもちろんですが、スーパーマーケットで高いと感じてしまうのは、1ポンド(lb)当たりの値段だと勝手に思ってしまうが、実際はkg単位ということでした。毎回頭で計算しないとイメージできないようです。メートル法で慣れている方がヤード・ポンド法への切り替えもなかなか大変ですので納得です。