ANA特別機内食事件に見る日本人の食に対する考え

– The Japanese House: Architecture and Life After 1945 at Barbican Art Gallery

近年、日本のミニマリズムに注目が集まっており、熱狂的なファンの多い日本建築の展覧会は連日人気のようです。

2017年3月23から6月25日まで開催されています。

 

 

先日、東京・シドニー間のANA便で、免疫疾患のセリアック病を患った方が軽食にバナナ1本のみを提供されたというニュースを目にしました。

人種的に白人に多いと言われていることから、英国ではこの疾患が広く知られています。

また、セリアック病(Coeliac disease)を患っている方はグルテンを避ける必要があることから、その対応食、グルテンフリー食は英国をはじめとするヨーロッパでは普及していて、多くのカフェやレストランでグルテンフリーの料理が提供されています。

メニューにも、GF (Gluten Free)と記載されていることも多いですし、店員に頼むとグルテンフリー対応にしてもらえることも非常に多いです。

人により程度の差はありますが、基本的に小麦から作られたものは一切排除するべきで、小麦から作られた一般的な醤油も避けるべきものの一つです。

 

それと食べる量の差は別問題です。

件の男性は、特別機内食のグルテンフリー食の他に、通常機内食の食べられる部分も追加で食べたとのことで、そもそも大食漢だったのではないでしょうか。

 

日本のメディアの報じ方と、その反応を見たところ、アレルギーじゃないなら我慢するべきという意見もありましたが、それは暴言でしかありません。

食の制限はアレルギーだけの話ではありません。

宗教や個人の思想によるものも、考慮する必要があるはずです。

日本は基本的に単一民族国家なので、多様性を認める配慮に欠けることが未だに多く、それが日本なのかもしれませんが、欧米の先進国の事情とはかけ離れています。

欧米の基準から見ると、日本はそういった点では後進国です。

 

Sonthéも食に非常に厳しい制限があり、長時間のフライトで食事が提供される場合は、数日前に特別機内食を注文しないといけません。

短時間のフライトで提供されるサンドイッチのような一般の方向けの軽食は食べることができないので、断ります。

具体的に何かは書きませんが、原因物質を誤って摂取してしまうと体調が非常に悪くなり回復に非常に時間がかかるので、通常機内食は食べられません。

 

一度、事前に注文した特別機内食がなぜか機内に積まれていないというトラブルがありましたが、そのときは上級クラスの単品料理の中から食べられるものを提供してもらいました。

ただそのときはエコノミークラスではなかったので、今回のニュース然り、エコノミークラスだと対応は違うのかもしれません。

1本のバナナに、”GF 33A”というシールが貼られている写真を見ましたが、GFはグルテンフリー、33Aは機内後方の座席ですので、エコノミークラスです。

 

ANAの客室乗務員がサービス提供する目印として座席に貼られるシールもありますが、それは小さい丸いシールです。

特別機内食を頼んだ乗客には、搭乗時に客室乗務員が確認の挨拶に来ます。

また、間違いのないように食事にも直接特別機内食の記号と座席番号が書かれたシールが貼られます。

そのシールが直接バナナに貼られていたようです。

 

特別機内食は予備がなく事前に注文するにも直前は不可なので、何があるか分からない機内では自分自身対策をたてるべきです。

Sonthéは毎回軽食を持ち込みます。

少食なので、いくらロンドン・東京間のような12時間の長時間フライトであっても、最悪水さえあれば食事なしでも問題ないです。

もちろん人によってはお腹が空いて仕方がない、食べ物がないと気が紛れず飛行機に乗っている不安が増す、他に何も楽しみがないという方も多いでしょうから、特別機内食を頼む方は、念のために食べ慣れている軽食を自分で持ち込むべきだと思います。

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