消費者が調子に乗る日本のサービス産業は一度崩壊し再構築すべき

宅配業者の諸問題と値上げに関する一連の報道を通し、日本の過剰なサービス業が崩壊の一途をたどっていることが明らかになったかと思います。

どういうわけか、サービス=無料という構図ができてしまっているのが諸悪の根源なのかもしれませんが、少なくとも英国では、サービスはそれなりの対価を支払って受けるものです。

 

Sonthéもフルタイムの学生ではありますが、パートタイムで企業に所属し、自分の技能をサービスとして顧客に提供し対価を得ています。

技能の安売りは絶対にしないので、儲けにならないと分かった段階で受け入れない案件もありますし、対価に見合った品質を提供しています。

友人・知人だからといって無料での仕事はしません。

物質的な商品を売るわけではないので、価格設定が適正かはわかりかねますが、相場を踏まえての設定のため、ありがたいことに依頼が多いです。

 

宅配業者も物販ではないので消費者は安いほどいいのかもしれませんが、なかなか適正価格が見えにくいのかもしれません。

 

なぜ今まで無料で再配達を細かい時間帯で指定させて提供できていたかが非常に疑問ですが、消費者がそれが当たり前と勘違いしすぎてしまった結果が今回の問題を引き起こしたのでしょう。

これを機会に、一度現在のサービス業を崩壊させて、再構築すべきです。

さもなければ、東京オリンピック・パラリンピック開催の2020年まで日本の経済は保たないと思います。

限界がくるべくしてきたまでだと思います。

日本の経済も長らく落ち込んでいるので、今対策を図らないと将来に希望はないでしょう。

やはり日本からの他の先進国への留学生が未だに少ないのは経済的に厳しい家庭出身者が多いからでしょう。

 

 

 

もちろん日本のサービス業は素晴らしい面も多いのですが、顧客とどう向き合うかを考え直すべきなのかもしれません。

AppleのiOS向けアプリのApp Storeを例に挙げると、日本と英国(英語圏)の差が見えてきます。

 

「ご迷惑をおかけして申しわけありませんでした。」

謝罪文で締められています。

 

「いつも…ご利用いただきありがとうございます。」

「今後とも…よろしくお願いいたします。」

丁寧な挨拶文から始まり、よろしくお願いいたします、で終わっています。

 

「よろしくお願いいたします」を英語に訳すとすれば文脈により様々の表現方法があるかと思いますが、あまり英語を話せない日本語話者の方はやたらと”Please”をつければ丁寧になると思い込んでいることも多いようです。

そうではないことも多いので、言語による違いも翻訳では考慮する必要があります。

British Englishに限っての話なので他の英語はわかりかねますが、口語ではもちろん、”Please”は非常に重要です。

Hello, thank you, please, sorry等、コミュニケーションを図る上で人として言えないといけない基本中の基本の言葉の一つです。

 

以下、英語でのアプリアップデート内容文。

 

いつもご利用いただきありがとうございます、なんて言いませんし、不具合の修正で謝罪なんてあり得ません。

むしろ、不具合を修正してあげたのだから感謝してと言われても、なんらおかしくありません。

 

アップデート内容が簡潔に書かれています。

これで十分です。

 

非常に簡潔です。

必要なことは書かれています。

 

 

 

日本のサービス業も適度な値上げをして、現行の過剰な無料サービスを廃止すべきです。

サービス=有料の構図を作るべきです。

 

なお、英国の宅配便は届けば運がいい程度ですので、こちらで生活していると過度な期待はありません。

それでいて送料は非常に高いので、届かないことなんてない日本の宅配業者は次元が違うのでしょうね。

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