
– 夜のPiccadilly Circus
以前の記事の続きです。
Signature observations (https://sonthe.com/post/1886)
先日一時帰国してホテルに宿泊した際、署名をチェックイン時に求められました。
受付の方に、「サインをお願いいたします」と言われましたが、用紙には「署名/Signature」と。
日本語での署名は、楷書で名前を読めるように書くことと捉えているので、楷書で書きました。
(日本語での署名とサインの意味は混乱するので、以下の表記を「署名」に統一します)
宿泊費をクレジットカードで払いましたが、当然ながら、その時はクレジットカードの裏面と同じ署名を。
日本では署名がカード裏と同じか否かを入念に確認されないどころか、機械に通した後に返されてしまうので、そもそも確認していないことが多いです。
クレジットカードに関しては、未だにPINナンバーでの決済が普及していないのと、少額決済では署名を求められない、支払い回数を聞かれる等、日本の独自ルールが多い印象です。
また、別の日に英国で日本人の担当者の前で、ある同意書に署名を求められましたが、同じ内容の同意書が2枚あり、一つは英語、もう一つは日本語でした。
英語の方は普段使っている署名をしましたが、日本語の方は、「日本語でお願いします」と言われました。
日本語で署名というと上記の通り楷書なのでしょうが、むやみに漢字で名前を書きたくないので、草書をベースにした署名をしました。
そもそも同じ内容の同意書を2つの言語で作成する理由がわかりませんが、内容に問題はなかったため署名しました。
日本語で署名は普段しませんが、このような非常時に備えて用意しています。
よく、クレジットカードとパスポートの署名は同じにしないと海外でクレジットカードの利用を断られるというネットの書き込みを見ますが、Sonthéの実体験では今まで問題になったことは一度もありません。
顔写真と名前の綴りを確認するために提示を求められるようですので、(髪型や化粧以外で)容貌に著しい変化が起きないか、名前の綴りがパスポートとクレジットカードで違うことのないように注意すれば問題ないと思います。
特に、SAITOとSAITOHは同じではありませんので、パスポート表記に統一するのがトラブル防止の手でしょう。
ふと思ったのは、もし斎藤さん同士が結婚をして、一方のパスポートはSAITO、もう一方はSAITOHの場合、変更可能かということです。
観光旅行等では航空券購入時に注意すれば、統一しなくても問題ないでしょうが、例えば家族で他国に移住する際に、一人だけ綴りが違うために、入国審査時に時間がかかる場合や、親子で綴りが統一されていないがために、関係を証明できない等、問題になることを避けるための綴りの変更は難しいのでしょうか。
英語、日本語の署名と書きましたが、楷書や英語で言う”Print Name”ではないため、もはや文字としては認識できないものを署名として使っています。
当然のことながら実際に使っている署名は紹介しませんが、各自偽装できないような工夫が施されているものを持っています。
(イメージ)
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いろいろな方の署名を見る機会がありましたが、このような署名の方もいます。
読めなくて結構ですが、例えば、図1はR. Z.、図2はEに見えなくもないです。
図3はSmith、図4はCharles、図5はGuillermoをイメージして書きました。
ただ適当に書いただけですので、誰の署名でもありませんが、署名とはどういうものか参考程度にとらえてください。
英国の大学では、Lecture/講義の後にTutorial/少人数グループ別指導時間がありますが、その際に、もしくは講師によっては両方、出席確認のために名簿に署名をする必要があります。
同輩に日本人が全くいないため日本人の事例はわかりかねますが、中国語圏からの学生はPrint nameのような署名を使うことが多いようで、やはり署名文化に慣れていないと独自の署名を持っていないようです。
スコットランドを除く英国3国の生徒が受験するGCSE (General Certificate of Secondary Education)は解答用紙に署名が必要なようですので、16歳になるまでに自分の署名を決めることが多いようです。
署名はいつでも自分の意思で変更可能ですので、Sonthéも英国の銀行で登録してある署名を変更したことがあります。
前述の通り、一つに統一しなくていいことも多いので、パスポートとクレジットカード、英国の運転免許証は申請した時期が数年単位で違うため、複数の署名を使い分けています。
統一する必要がある例として、英国のビザ、入国カード等、英国の入国審査に関わるものは全てパスポートと同じ署名です。
宅配便の受け取り時や、学生割引の利用時に署名を求められることもありますが、それが他のIDの署名(パスポート等)と照合されることは基本ありませんので、後で何か問題が起きた時に自分が署名したことを証明できれば何でもいいのです。
Print nameは署名と認められませんし、日本語では少なくとも漢字圏以外では知識がないため照合しようがなく、あまり意味がないでしょう。
これは、日本で主にクレジットカード決済する方と海外(特に漢字圏以外)で生活する方とでは違うでしょうから、署名に関して特に正解はありません。
それより、ICチップがついているクレジットカードを利用するのが、ヨーロッパ、特に英国ではほぼ必須です。
人の署名にとやかく注文をつける日本(人)独自の風潮に疑問を感じる出来事でした。