
話す上で非常に大切な発音。
英国にいるからといって、British Englishを話さなくてはいけないわけではありません。
母国語に影響されるアクセントがあっても問題ありません。
アクセントに優劣はありません。しかしながら、通じる話し方に切り替える方はいます。
日本語も、方言と共通語を使い分けられる方がいたり、話さないけれど理解できる訛りがあったりするかと思いますので、容易に理解できます。
語学学校には英国出身のネイティブスピーカーしかいないわけではありません。
学校によっては教員も多国籍です。
英国を選んだのにもかかわらず、担当教員の話す英語がBritish Englishでないことに落胆する生徒を何人も見ましたが、それは出願前に確認するべき事項です。
まず、数週間から1年程度の語学留学でそのアクセントを習得できるのかといったら疑問ですし、外を歩けばどんな言語が聞こえてくるのかわからないロンドンでは、英語力全体の向上を目的にしたほうがいいかもしれません。
同じことは学校の国籍比にもいえます。日本人の多くは中級レベルのクラスにいるので、(最)上級クラスを目指せば学校全体の国籍比など気にする必要はありません。
IELTSやケンブリッジ英検等の日本ではなじみの少ない試験の対策コースも少ないかもしれません。日本人同士でも英語を話せばいいです。
日本語で情報が手に入る語学学校には日本人はいます。
スタッフには、ノン・ネイティブスピーカーがいるかもしれません。
Sonthéが通っていた学校には、フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・アラビア語を話すスタッフがいました。
日本人スタッフはいなかったので、一度他の生徒の通訳を引き受けたことはあります。
難しい内容になると生徒が母国語で相談できる環境はうらやましくもありましたが、学校には日本語で相談できるスタッフがいないからこそ学習し上達したとも言えます。
ネイティブスピーカーから「発音がいい」と評価されて非常に嬉しかったのですが、一つ思うことが。
褒められるということはいいことですが、常に上下の関係があると思います。
日本人のノン・ネイティブスピーカーが話す英語の発音がいいから褒める。
ネイティブスピーカー同士では言わないでしょう。大人から子供へならあり得ます。
他に例えると、プロの料理人に向かって、「千切りがお上手ですね」や、プロスポーツ選手に、「フォームがいいですね」等、失言にもなりかねないことは決して誰も言いません。
もちろん自分自身の英語力に自惚れているわけではありませんし、上を見たらきりがありません。
登山で例えるのであれば、山の頂に着いたら終わりなのではなく、そこから上へ上へと積み上げるのが人生かもしれません。
発音の先にある、一人一人の考えに辿り着いてもらえるにはまだまだ時間がかかりそうです。
ただ、語学学校の教員から言われるのは、それが彼らの仕事ですから当然のことです。
とはいえ、日本人であることをうまく利用することもできます。
幸い、日本に対していいイメージを持っている方が多かったので、そこから話題を広げて親しくなることもできました。
休暇に旅行したときは、その方の国に行って再会を果たせましたし、日本に来てくれた方もいます。
そこまでではなくとも、旅の情報としておすすめの観光地や穴場などを教えてもらえることもありました。
ロンドンでは、見た目で人を判断するということは(表面上)あまりないので、ネイティブスピーカーか否かに関わらず話しかけます。
ゆっくり喋るということは、お願いしない限りしてくれません。
分からないのであれば、何が分からないのかをはっきり言えば教えてもらえます。
Indian Englishを話す方も多いです。何を言っているのか分からない方もいますが、そういう方は世界中どこにでもいます。
それでも活躍している彼らを考えると、日本人もJapanese Englishで堂々と話して世界中の人に周知させればいいのかもしれません。