ロンドンのブロードバンド事情:来ない技術者、補償金を受け取り工事が終わるまで

@s3vr

英国の大手ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)と契約してブロードバンドを自宅で使用しています。

以前、自宅のブロードバンドが使い物にならないほど遅くなり技術者を呼んだ話をしましたが、その後日談を紹介します。

技術者が予定通りに来ないことが判明してから予約をキャンセルして、翌週に来てもらうように手配しました。

結果、一度の技術者の予約キャンセルということで、£31.19(約6,425円、£1 = ¥206で換算)が翌月の利用料金から自動的に差し引かれることになりました。

自動補償制度に加盟しているISPだったため、Ofcom(Office of Communications、英国情報通信庁)によって定められた金額が自動的に翌月の利用料金から差し引かれることになっています。

この制度は他にもブロードバンドサービスが完全に利用不可となった場合やサービス開始日が遅れた場合にもそれぞれ定められた金額を受け取れるようになっています。

毎年4月1日に金額が改定されます。

£31.19は約1ヶ月分の利用料金なので、受け取れるものはありがたく受け取りますが、使い物にならないほどの遅さのブロードバンドでは制度の対象とならないため、遅いという理由だけでは不十分という現行制度は納得がいかない部分もあります。

日を改めて、週末をまたいで技術者に自宅に来て配線やISP提供のモデムを見てもらいましたが、結局その技術者ができることはなく、また後日別の技術者を手配して、近隣にあるキャビネット(道路に設置されている配線をまとめた扉付きの収容所)を見てみるとのこと。

もはやこの大手ISPに何も期待していなかったのでどうでもよくなっていたのですが、後日手配された技術者は自宅に入らないということだったので断る理由もなく承諾しました。

正確にいつ技術者がキャビネットを見るかは分からなかったのですが、自宅にいる必要がないとのことだったので気長に待つしかありませんでした。

ところが在宅勤務のある日、その日は遅めの昼休みを午後2時すぎに取っており、少しゆっくりしようとしていたところに訪問客がベルを鳴らしました。

郵便受けに入らない郵便物や配達物が多いため突然ベルが鳴らされることは多いため、何とも思わずに応答すると、配線を管理するOpenreachから来た技術者でした。

ドアを開けて対応しましたが、来ることは想定していなかったと伝え、来た理由を尋ねました。

するとキャビネット内で対応できることはしたが改善しなかったため、建物内の配線を確認したいとのこと。

自宅内の配線に関しては分かりますが、建物のことは把握していないので困りましたが、たまたま別件で大家が近くにいたため急遽対応してもらいました。

技術者が自宅に来てくれたことはよかったのですが、工事が完了してもなお通信速度が以前より明らかに悪くなったため大手ISPとのブロードバンド契約を解約することにしました。

大手ISPは2023年に18ヶ月契約を結び、その初期契約期間が終了してからは毎月自動更新していました。

2年以上の優良顧客向け割引が適用になっていたため、今までお得にブロードバンドを使えていました。

長期契約は好みではありませんが利用料金がだいぶ安くなるのとギフトカードをもらえるキャンペーンに釣られて移行しました。

以前利用していたISPが他社に買収されて、その後のサービスやシステムに混乱が生じ、買収前の請求書をオンライン上で一切確認できなくなったためそのやる気のない対応に嫌気が差し、当時友人が勤めていた会社が提供するブロードバンドを契約することにしました。

昔利用していたISPから提供されたモデム(Hubとも呼ばれるブロードバンドに接続するための機械、ほとんどの場合Wi-Fiルーターとしての機能がある)は返却しなくてよかったので、今でも取ってあります。

ISPによりますが、2019年から2020年にかけてルールが変わり、ISP支給のモデムは原則レンタル扱いになり、今では使わなくなったモデムは返却しないと追加料金を取られることになっています。

今回はISP移行ではなく、一旦大手ISPのサービスを解約してから、新しいISPを新規契約することにしました。

その間、自宅でインターネット環境がないと仕事と私生活に影響が出るので、5Gモバイルブロードバンドルーターを購入し、データSIMを入れて使っています。

そうです、まだ新しいISPのサービスが開始していません。

年内には使えるようになってほしいものです。

英国のブロードバンド事情は2025年が終わろうとしている今でもこの程度で、問題が起きると非常に悩まされます。

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