
– African pots at the Sainsbury Galleries (Room 25), British Museum
文章を書く上で非常に重要な句読点。
ルールを守れば非常に読みやすい文章になりますが、言語によって違うため混乱しやすいのも確かです。
日本語には文中のスペースは基本必要ありません。
一つの文字の中に半角スペースが挿入されているかのように表示されますので、その後に更に全角スペースを挿入すると間延びした印象になります。
例1: (スペース無し) 今日は、3月21日です。明日は、3月22日です。
例1: (スペース有り) 今日は、⎵3月21日です。⎵明日は、⎵3月22日です。
数字やアルファベットは全角と半角が混在できますが、新聞等のメディアは全角を使うのがルールのようですので、長いアルファベットの単語は非常に読みにくいです。
例2: (半角) Charlie Hebdo
例2: (全角) Charlie Hebdo
このバランスの悪さに気がつかないのでしょうか。センスは人それぞれですので構いませんが、このくらいの長さになると無理があると思います。いっそのこと、カタカナで「シャルリー・エブド」の方が読みやすいです。
日本語はこの程度にして、次は英語のpunctuationについて。
British English (BrE) と、American English (AmE) には若干違いがあります。
以下は基本、British Englishについてです。
Commaとfull stop (AmE: period)の後には、必ずスペースを入れます。前には必要ありません。
例3: (正) I have been to Okinawa,˽Japan.˽It was …
例3: (誤) I have been to Okinawa,Japan.It was…
Parenthesesやbrackets等の括弧、colonやsemicolonは前後のスペースの開け方に特徴があります。
括弧は、前後にスペースを入れて、括弧内の文章はスペースなしです。
例4: (正) The Meiji Restoration˽(1868)˽was…
例4: (誤) The Meiji Restoration(1868)was… / The Meiji Restoration˽(˽1868˽)˽was…
Colonとsemicolonはその句読点の後にのみスペースを挿入します。
例5: (正) Compare with Smith (2011:˽52)
例5: (誤) Compare with Smith (2011:52) / Compare with Smith (2011˽:˽52)
時刻表示にcolonを使用するのはAmerican Englishです。British Englishはfull stopを使います。
この場合、colonの後にはスペースを入れません。
例6: (BrE) I went to bed at 11.30 pm last night.
例6: (AmE) I went to bed at 11:30 p.m. last night.
British Englishでは、略語にはfull stopを使いませんが、American Englishでは使用します。
時刻のam/pm (例6を参照) や、名前の前につけるタイトル等が略語です。
例7: (BrE) I saw Dr Johnson yesterday.
例7: (AmE) I saw Dr. Johnson yesterday.
通貨記号は数字の前につけます。これは日本語、英語共通です(フランス語は例11を参照)。
日本語の文章で間違えて後ろにつけてしまっているのをたまに見かけます。
例8: (正) £280.00, $12.99, ¥3,900
例8: (誤) 280.00£, 12.99$, 3,900¥
口頭だと数字の後ろにつけるので、そのような間違いが起きてしまうのでしょうか。
am/pmも時刻の前につけるのは間違いです。日本語の午前/午後の言い方の影響でしょう。
例9: (正) 8 pm / 8 p.m.
例9: (誤) pm 8 / p.m. 8
フランス語のponctuationは英語と共通している部分も大きいですが、違いはあります。
?と!の前後にスペースが入ります。
例10: (正) Bonjour, ça va˽?
例10: (誤) Bonjour, ça va?
また、通貨記号は数字の後です(日本語と英語は例8を参照)。
小数点はvirgule (英語でcomma) を使用します。
例11: (正) 25,00€
例11: (誤) €25,00
正しい句読点は、エッセイを書く上でも非常に重要です。
基本、減点対象にはなりませんが、正しく使うと読みやすく美しい文章になりますので、ルールを守るのが大原則です。