
4月後半の1週間、4月21日から24日までロンドン地下鉄のストライキがあり、公共交通機関に多大な影響がありました。
通勤できない事情がある場合は無理して通勤する必要がなく、在宅勤務が推奨されている職場のため、個人的な影響は皆無でしたが、ニュースで駅の混乱の様子を見ました。
出勤・通学が必要な方も多く、全員が在宅勤務できる環境ではないため、バスや鉄道、ロンドン地下鉄のネットワークに含まれないElizabeth Line等も相当混雑したようです。
4月より前は昨年の9月にストライキがありましたが、こちらは個人的に影響を受けました。
なかなかチケットが取れないイベントに事前に申し込んでいたため、キャンセルするわけにもいかず、予定通りイベントが開催されることになったため、London Overgroundと徒歩で通常の2倍以上の時間をかけてイベント会場まで行きました。
行きは余裕をもって行動したので、自宅を出る時間を間違えて電車のなかでランチを済ませるという望ましくない状況以外は特に問題はなかったのですが、帰りは電車の行き先が途中で変わってしまい、よく分からない駅で降ろされてしまい、バスで帰ることになったのですが、そのバスもなかなか来なく、とても疲れました。
5月19日から22日まで予定されていたロンドン地下鉄のストライキが前日になってキャンセルになり、その週は通常通り通勤しなくてはならなくなり、若干の混乱がありましたが、その代わりのストライキが6月第1週に予定されています。
ストライキがキャンセルされると同時に、別日程のストライキがアナウンスされるということは個人的に初めての経験です。
ストライキは当日の朝までキャンセルされるか分からないドキドキ感があります。
ロンドン生活が長くなりましたが、いつまで経っても飽きない驚きを与えてくれるロンドンが好きです。
ストライキは困る、というありきたりな感想がないわけではありませんが、定期的に不便な非日常があると、日常がいかに恵まれているかを再認識できるため、とても素晴らしい(強制的な)制度だと思います。
皮肉ですが、人は完璧ではないので、その人が管理するインフラに完璧を求めることが間違っているのではないでしょうか。
ロンドンはインフラがある程度整っているように思いますが、英国は全国的に不便な部分がまだまだあるため、あまり便利に慣れすぎてしまうことも問題です。
インフラが信頼できないので、それに頼って生活する市民もある程度適当でいいのです。
あまり完璧を求めすぎると精神を病むので、ゆるく生きられるロンドンから離れる考えがありません。
毎日では困りますが、たまに地下鉄が動いていないからという理由で遅刻してもいいのではないでしょうか。
そうは言いつつ、度重なる遅刻が理由で解雇されたらたまりませんので、2–3時間早く家を出る方が多いのではないでしょうか。
ちなみに、今の職場はオフィス勤務と在宅勤務のハイブリッドの働き方なのですが、ストライキ期間中にどうしても急ぎで外部とのミーティングが必要な場合はオンライン、そうでない場合は延期が推奨されています。
この方針で何も問題が起きていないため、6月のストライキが行われたら、同様の対応を取ると思います。
個人的なオフィスワークの観点からしか書けないのですが、小売業のように客数によって売り上げが影響される商売は相当大変だと思います。
地元住民によって成り立っている飲食業はまだましなのでしょうが、オフィスの近くやショッピングモールのように出かける場所の店舗はストライキは全く嬉しくないでしょう。
前回のストライキ期間中は一切外出しなかったので、次のストライキ中は近所の様子を観察してみようと思います。